エディアイカウが海に消えた日。

Hokulea, Eddie Aikau

北緯20度50分5秒、西経157度16分5秒の地点を地図で探しあてて行くと、そこはオアフ島から南東に向かった洋上を示していることがわかる。
ラナイ島の西の沖およそ20マイルつまり30数キロメートルの距離の、モロカイ海峡を抜けた先にあたるこの位置は、34年前の今日エディ・アイカウが、悪天候で遭難したホクレアに共に乗り合わせ絶望の淵にあった仲間たちの救助を求めに向かった、最期の場所だ。
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ホクレア~カマクラ | Aloha!未来 ~ハワイの心、ホクレア号日本へ~

「Aloha!未来」上映会 in 渋谷Patagonia Oceans
先日のJHCA主催のイベント「未来に向かうカヌーのちから」があった翌日、2007年に行われたホクレア号のサタワル島と日本各地への航海を追った記録映像作品「Aloha!未来 ~ハワイの心、ホクレア号日本へ~」の上映会が、東京・渋谷にあるPatagonia Oceansで行われました。
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ホクレア~カマクラ | 未来に向かうカヌーのちから

Happy Canue Weekend Tiger Esperi Hokulea in Japan 2007 About Kama Ku Ra Kama Ku Ra

先日、カマクラ号建造の実現に向けて一歩後押しする企画として、日本ハワイアンカヌー協会(JHCA)が主催となって神奈川県の湘南・三浦地域や横浜を中心にした各種のイベントやワークショップが開催されました。そのひとつとして、「未来に向かうカヌーのちから」と題して、ホクレア号をはじめとした航海カヌーのクルーであるチャッドさん、ポマイさん、デニスさんをハワイからお招きした語らいのイベントがあり、Hokule’a航海にまつわる様々なお話を直接聞くことができました。

航海カヌーの意義や教育の場としてのこれからの可能性、そしてKama Ku Ra号への期待などについてたっぷりと時間を使って語っていただいたあと、会場に集まった参加者からの様々な質問に答えながら即興でのスラッキーギターセッションが始まりました。そこでもいろいろなエピソードを紹介してくださり、笑いあり涙ありのゆるやかなひととき。まるでホクレアに乗って彼らと一緒に大海原を航海させてもらっているような、とてもあったかい、すばらしいイベントでした。
彼らが語る言葉の中に、心に深く染みこむいくつものキーワードがありました。
「自分は誰なのか。どこへ行こうとしているのか。それを知るには、まず、自分がどこから来たのかを知る必要がある」
チャッドさんはそう語っていました。
「自分がどこから来たのかを知ってさえいれば、どこにだって航海に出て行くことができる」と。
数多くの航海体験から紡ぎだされる、シンプルでありながらズバリ本質を突いたひとつひとつの言葉は、とても一度にはお伝えできるものではありません。これから少しずつ自分なりに消化して、一人でも多くの人にお伝えできればと思っています。
JHCAとは?カマクラ号とは?こちらからどうぞ。
NPO法人 日本ハワイアンカヌー協会|Japan Hawai’ian Canue Association
http://www.kamakurago.com/

ホクレア号とは?こちらからどうぞ。
ハワイ州観光局
http://www.gohawaii.jp/history/hokulea/hokulea01.html