Moana Surfrider in Christmas Season.

Moana Surfrider in Christmas

Thanks Giving Dayが明けたきょうは、Black Fridayでどのお店も早朝からてんやわんやだったようだ。

ショッピングセンターに人が集中しているせいなのか、日中の道路は幾分か空いていたような気がする。
Black Fridayが午後にさしかかると、ホノルルの街は、今度はクリスマスに向けた準備が一斉に始まる。
夕方前に用事があって出かけたオフィスビルでも、クリスマスの装飾が始まっていた。
世界中から人々が集まるワイキキの中心にあるモアナ・サーフライダー・ホテルも例外ではなく、クリスマスカラーである緑と赤のアクセントで外装を着飾っている。
オレンジ色の街灯に浮かび上がる「白亜の貴婦人」は、この季節ならではの、実に幻想的で美しい姿を見せ、Black Fridayの大混雑の買い物でクタクタになった人々の気持ちをあたたかくしてくれる。

バンザイパイプライン

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オアフ島ノースショア、エフカイビーチ。

夕方のビーチでのんびりしていると、分厚い波が一本、浜に向かってくるのが見えた。
すると、ひとりのロコがおもむろに波打ち際まで駆け出し、その分厚いインサイドの波に向かって見事にダイブしている。

「イケイケ~!」
「ヒャッホー!」
「ボクもボクも~!」

まわりで見ていた大興奮のロコキッズたちは、黄色い声で大はしゃぎだ。
この後、彼らも果敢にダイブを試みていた。

海に対して無防備な「街の人」にとっては危険極まりない、大人の背丈以上もある分厚い波も、彼らの手にかかれば一瞬にして楽しい遊び道具になってしまう。

ここは、男女それぞれのプロサーフィンの1年間のワールドツアーサーキットを締めくくる大会として毎年12月に開かれるVans Triple Crown of Surfingと呼ばれる3つの大会のうちのひとつ、Billabong Pipe Masters(男性選手)とVan’s Women’s Duel for the Jewel(女性選手)が開催されるビーチだ。

深く掘れる巨大なチューブ、岩で覆われた水深の浅い海底。
ここでの波乗りは、諸手を挙げて崖から飛び降りるような危険なものであることから、Banzai Pipelineと呼ばれている。

彼らは見事な”Banzai Dive”をいとも簡単に決めているけれど、それは海を熟知したロコだからこそなのだ。
不慣れなMalihiniは冬のノースでは決して真似をしないでおくことをお勧めする。

THE EDDIE 2010-2011|002:招待選手28名が決定。

THE EDDIE 2011
THE EDDIE 2011
今シーズンのウェイティング期間のスタートまであと10日となったサーフィンコンテスト、”THE QUIKSILVER IN MEMORY OF EDDIE AIKAU”。先日、その栄えある招待選手28名が公式サイトで発表された。
昨年に引き続き、エディの実弟であり親友でもあった61歳のUncle Clyde Aikauを筆頭に、通算10回目の世界チャンピオンに輝く偉業を成し遂げたKelly Slater、1980年代のプロサーフィン界の王者Tom Carroll、約四半世紀にわたって数々の大会でタイトルを獲得したSunny Garcia、3度のロングボード世界チャンピオンの実績を持つRusty Keaulana、前大会で優勝したGreg Longなどなど、今年も蒼々たる顔ぶれが揃った。日本からも脇田貴之選手が招かれている。

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大空に咲く美しい花、東京に。

Pualani
美しい女性の横顔を型どったロゴで親しまれているHawaiian Airlines。
設立されて80年余りという長い社歴の中で、その企業ロゴを何度か変遷させてきたけれど、中でも「Pualani」の愛称で1973年10月から採用され、21世紀に入ってより洗練されたデザインへと進化した現行のロゴはもっともよく知られているものだ。

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夏の朝の原風景

夏の朝の原風景
友人との待ち合わせの約束にちょうど間に合う時間に、いつもの食堂に到着した。
脇にある何台分かの駐車スペースのひとつに車を置いてふと空を見上げると、朝陽を反射して眩しく輝く真っ白い雲が、ゆっくりと風に乗って、コオラウの山並みを越えてやってきた。
この時間らしい香りと色をたっぷりと含んだ朝の空気。
明るく眩しい陽射し。
真っ直ぐで頑丈な木の幹でできた、茶色い電信柱。
長い年月の間、強い陽射しに晒され続けて色褪せた、店舗のサインボードと建物。
子供の頃の遠い夏の記憶なのか、それともただのデジャヴなのか。
これまでにたくさんの夏を積み重ねてきた今となってはどちらとも判断がつかない、僕にとっての朝の原風景の一部を、ほんの一瞬、僕はこの日常の景色の中に見たような気がした。

丘の向こうの水平線

Kaimuki, Harding Ave.
なだらかな傾斜が続く高台の頂上にさしかかると、思いがけないご褒美のように目の前に飛び込んできた、感嘆の声をあげたくなるような鮮やかな海の青さ。
丘の上の平凡な町の風景が、彼方に垣間見える水平線によってなにか特別な場所のように見えてくる、そんな景色を楽しむことができる場所をオアフ島の中でいくつか見つけることができる。
カイムキからカハラ方面に向かうワイアラエAve.に並行して、1ブロック右手の閑静な住宅街を抜けるハーディング・アベニュー。図書館を右手に過ぎて13th Ave.と交差するあたりから始まる長い下り坂の先に、カハラビーチ沖の真っ青な海と水平線が見えてくる。
特に急ぐ必要もなく、ステートハイウェイをできるだけ使わずに東周りでウインドワードの町に向かおうとするとき、僕はこの通りから遠くに見える海の景色を楽しみながら、ゆっくりと車を走らせる。
このまま海に向かって突き進んでいくような感覚を楽しみながら緩やかな坂を降りていくと、途中にいくつかある交差点で後続の車が次々に曲がって行ってしまうので、道を間違えたのではないかと心細く思うかもしれないけれど、心配はご無用だ。
下りきったあたりで交差する21st Ave.を左折すると、目の前にH-1の高架橋が見えてくるので、ハワイカイ方面に右折してしばらく直進すればカラニアナオレHwyに自然合流し、慌てず迷うことなく東周りの快適なドライブを続けることができる。

THE EDDIE 2010-2011|001:オフィシャルサイトがついにリリース!

The Eddie Aikau 2011

待ちに待った今シーズンのクイックシルバー・イン・メモリー・オブ・エディ・アイカウ、 “THE EDDIE” の開催を告げる公式サイトがいよいよリリースされました。

 

いま現在、各メニューは一部を除いてまだ準備中のようですが、間もなく各コンテンツがリリースされると思われます。

 

今から32年前、自分の命を顧みることなく大切な仲間とネイティブハワイアンの誇りを守り、海に消えたハワイの偉大なビッグウェーバー、エディ・アイカウへの哀悼の意を込めて開催されるサーフィンコンテストとして、今年で26年目を迎えた”THE EDDIE”。その長いウェイティング期間のスタートまであと3週間余りとなりました。

オアフ島ノースショアは徐々に冬のシーズンに入ろうとしています。

 

The 26th Quiksilver In Memory of EDDIE AIKAU

“THE EDDIE 2011”

http://bigwave.quiksilver.com/