EDDIE WOULD GO
2010年12月2日。
今シーズンのThe Quiksilver In Memory of Eddie Aikauのウェイティング期間がスタートし、オープニングセレモニーが開催されました。
会場であるワイメアビーチパークには、午後2時ごろから招待選手が続々と到着し、各選手たちのチェックインが始まると、会場は一気に華やぎ、熱気を帯びてきました。
選手たちが揃い、すべての準備が整うと、エディのトレードマークである赤いHobieのサーフボード、そして、かつてこの大会の招待選手で今年の5月に亡くなったMarvin Fosterと先月亡くなったAndy Ironsのサーフボードを囲んで選手たちが輪になり、セレモニーが静かに始まります。
招待選手ひとりひとりの紹介に続いて、アイカウ家と親しいカフ(司祭)であるBilly Mitchell氏が挨拶に立ち、エディの偉大な功績を讃え、ここに集まった選手やギャラリーを賞賛します。続いて、エディの弟であり親友であったUncle Clyde Aikauから挨拶があり、そして、選手、アイカウファミリー、ギャラリーが全員で手をつなぎ、Hawai’i Alohaの斉唱がはじまると、まるで今日ここに集まったすべての人を温かく迎えてくれているかのように、ワイメアバレーから吹く風が、優しい雨を連れてきました。
Mitchell氏による、各選手たちへのブレシングが終わると、続いて、選手たちはワイメアベイの沖にパドルアウトし、全員で輪になり、エディの魂を讃え合います。
このときを待っていたかのように、この世での役割を終えた魂が飛び立つ場所といわれているカエナ岬の方角の雲の合間から光が射し込み、振り返ると、ワイメアバレーには大きな虹がかかっていました。
クイックシルバー・イン・メモリー・オブ・エディ・アイカウのウェイティングが、いよいよスタートです。
THE QUIKSILVER IN MEMORY OF EDDIE AIKAU 2010-2011
Waiting Period:2010/12/01 – 2011/03/31