1988年のある日、午前3:15。
ホノルルにある小さなスタジオで、ある一曲の美しい歌が、20分足らずの短い時間で静かにレコーディングされた。
“Iz”の愛称で親しまれたハワイの偉大なローカルシンガー、Israel Kamakawiwo’oleの大きな大きな身体から発せられる響き渡るような美しい声で歌われる”Somewhere Over The Rainbow/What A Wonderful World”は、世代や国境を越えてやがて世界中で愛されていく。
軽やかなメロディは、人の心を楽しく弾ませる。
美しいハーモニーは、人の心を穏やかに鎮めてくれる。
そして、力強いリズムは、人の心を元気に奮い立たせる。
普段では言いだしにくい言葉やメッセージも、歌に乗せて声にすればすんなりと表現することができるし、それに、隣にいる人と大きな声で一緒になって唄えば、自分が独りじゃないことを知ることだってできるのだ。
歌を聞いたり歌っても、空腹は満たされないし、すべての嫌なことが一瞬にして消えてなくなるわけではないけれど、困難に立ち向かうための希望や勇気を、手間も暇もお金もかけずに誰もが生みだすことのできる巨大なエネルギーを秘めていることだけは間違いない。
僕は、言葉と音楽が持つ可能性とチカラを信じている。
参考:Rick Carroll著 ”IZ Voice of the people”
Over The Rainbow PCのYou Tubeで聴いてみました。凄く綺麗な歌声…優しくも力強くもあるIzさんの歌に心が洗われて涙がじわっと出て来ました。ウクレレの音色も素敵で心が解放されました…
人は独りぼっちじゃない、みんなと繋がってるってしみじみ感じる歌に私の気持ちもあったかくなりました。
本当に辛い時…私も音楽で沢山救われて来ました。ことばと音楽には凄いパワーがあると私も思っています。 そしてもうひとつ… 「笑顔」も人に大きな安らぎをもたらすと思っています。だから、なるべく笑顔を忘れずに過ごしたいと思っていますo(^-^)o
Puaさん、こんにちは~
笑顔。これは大事ですね。
辛いとき、笑顔でいられる人って、強い人だなって思います。
僕にはなかなかできません。。。