フラコンペティションの最高峰として位置づけられ、ハワイの伝統文化と芸術の祭典として世界に知られるメリーモナークフェスティバル。
その起源は、1960年5月23日に発生したチリ地震による大津波によって甚大な被害を受けたハワイ島ヒロの町の経済を復興させることを目的に、1964年に始まった観光イベントだった。
当時は伝統文化を守るといったことよりも、あくまで経済の復興に焦点があてられ、現在のようなフラのイベントではなく、酒の販売や男声合唱コンテストや、たくましい髭を持ったカラカウア王のそっくりさんコンテストといった娯楽的な催しが行われていた。
しかし、あまり好評を得られず、その盛り上がりはたった数年で低迷してしまう。
そこで、とりまとめ役を引き継いだ”Aunty” Dottie Thompsonは、”Uncle” George Na’opeらクムフラとともに、ハワイの伝統文化と芸術に焦点をあて前面に出した祭典へと方向転換し、1971年、9組のハラウが参加する初のフラコンペティションが行われた。
それ以来、Silver Jubileeとして知られる二週間にわたってメレ(歌)とフラ(踊り)が催された1886年のカラカウア王の50歳の誕生祝賀会を再現し、白人宣教師やそれまでの支配者たちによって長い間蔑まれてきたハワイの伝統文化を復興させたMerrie Monarch “陽気な王様” カラカウア王に敬意を表する、フラコンペティションのフェスティバルとして発展を続けている。
今年は4月24日(日)のホオラウレアを皮切りにハワイ伝統の芸術や手芸の展示、実演、パレードなど様々なイベントが行われ、注目のフラコンペティションは4月28日にMiss Aloha Hula、29日にHula Kahiko、そして30日に’Auanaが行われる。
災害からの復興として始まったMerrie Monarch Festivalは、今や経済の復興を越えてハワイの文化と伝統を復興させる原動力となっている。
Merrie Monarch Festival Official Web site
メリーモナークは地震の復興の為に元々は始まったんですね。
ハワイ島に行った時、現地の人から「フラはしてるの?」と質問を沢山の方からされてその時はしていたので「はい」って答えたら「メリーモナークを見た事ある?」と…「まだありません」って答えたら、次回はその時期に是非、来て下さいってしきりに言われました。それだけ凄いイベントなんでしょうねo(^-^)o 一度見てみたいなぁ…今はフラは踊ってません。代わりにレイに夢中です。フラはハワイの海辺や森で踊ってみたいです♪
Puaさん、こんにちわ~。
メリーモナーク、会場で見たいですよね。
あの空気を肌で感じてみたいです。
もうすぐLei dayですね。
カピオラニ公園の展示も見事なものですよ。